例えば瞳の色だとかくせっ毛のハネ具合だとか瞬きするタイミングだとか。 何もかも、全てのことが一緒でありたいと思った。 「ッ・・あ、!」 「クフフ、そんなに喜んでもらえると嬉しいですよ」 骸さんはと違う。 こうやってひとつになってるのに、繋がってるはずなのに、冷たい。 まるで、骸さんに触れられて熱くなってるの身体を冷ますように。 骸さんを慕う、の気持ちでさえ冷ますように。 「むく、・・さ・・・ッあ!」 「・・」 名前を呼んで、追い立てるような骸さんに限界を伝える。 熱が、弾ける。骸さんの、熱。 「、愛していますよ」 汗だくのの頬に触れる骸さんの手も、いつの間にか熱くなっていた。 |
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